腎臓病とは
腎臓は体内の老廃物や余分な水分などを血液中からろ過し、尿として体外に排出するなど、身体にとって重要な役割を担う臓器です。腎臓病は、これらの腎臓の機能が何らかの原因で低下し、体内の老廃物や余分な水分の排出が困難になる状態を指します。
日本では、成人の8人に1人疑いが…
腎機能が低下した状態が3か月以上続く状態を慢性腎臓病(CKD)といい、日本では、成人の8人に1人疑いがあると言われています。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の方は、CKDの進行が早く、脳卒中や心筋梗塞などの発症のリスクが高くなると言われています。また、腎臓の機能はいったん低下すると、もとに戻りにくいため、定期的な尿検査や血液検査で、早期発見・治療に繋げることが重要です。
腎不全は、腎臓の働きが低下して、体内の老廃物や余分な水分を排出できない状態をいいます。

腎不全には急激に腎機能が悪化する急性腎不全とCKDの進行により、腎機能が徐々に低下する慢性腎不全があります。
急性腎不全になると、尿の出が悪くなったり(乏尿)全く出なくなったり(無尿)、といった症状が現れますが、慢性腎不全は腎機能の低下の程度が軽い間はほとんど症状がありません。しかし、腎機能が低下していくと「尿の量が増える(特に夜間)」「目のまわりや足がむくむ」「疲れやすい」「食欲がない」「息切れがする」「皮膚がかゆい」といった症状が現れます。


腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)とは
腎臓の状態が悪化し命にかかわる状態になると、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)が必要となります。
このような状態や近い将来、そうなると診断された状態を末期腎不全と呼びます。
血液透析
腕の血管(シャント)に2本の針を刺し、ポンプを使って体内から血液を取り出し、ダイアライザー(血液透析器)を通すことにより、身体に老廃物や余分な水分を取り除く方法です。一般的に血液透析は1回4時間、週3回のペースで行われます。
腹膜透析
お腹の中に透析液を入れて、体内で血液を浄化する方法です。1日数回自分でパック交換を行うCAPDと睡眠時間を利用して機械が自動的に行うAPDがあります。腹膜の働きが悪くなった場合は、血液透析へ移行するか腎移植を検討する必要があります。
腎移植
末期腎不全の唯一の根治的治療で、血液透析や腹膜透析と比べて、生活の質や生命予後の改善が期待できる治療法です。亡くなった方から腎臓を提供していただく献腎移植と、親族から腎臓を提供していただく生体腎移植があります。


血液透析の流れ
透析開始の予定時間前までにご来院ください。
専用ロッカーで治療を受けやすい服装にお着換えいただき、開始時間まで透析患者さん専用のラウンジでゆっくりとお過ごしください。医師の指示がある方は、透析開始までの間に炭酸泉浴(足湯)を受けていただきます。
※送迎利用の患者さんは着替えずそのままの服装で構いません。
透析室に入り体重測定をしていただきます。
※体内に溜まった水分量を計算するため。
透析治療は平均4時間行います。
開始前に血圧を測り、前回の透析からの体調の変化などをスタッフが伺います。
治療開始時は、シャントに脱血用と返血用2本の針を刺し、固定します。針を刺す部位に貼る鎮痛剤を自宅で貼っておくと痛みを少し抑えることができます。
透析時間のテレビ、読書、睡眠など人によってさまざまです。当院ではベッドとチェアーをご用意しております。
なお、医師の問診、運動療法、栄養相談、採血検査等は透析時間に行います。
透析終了後、抜針し出血していないことを確認して透析完了となります。
ご用意いただくもの
タオル(枕に敷くもの)1枚
止血ベルト2本
テレビ用イヤホン
診療スケジュール[休診日:日曜日]
診療時間 月・水・金 火・木・土
午前
午後

医療法人社団偕翔会 豊島中央病院

〒170-0012
東京都豊島区上池袋2-42-21
FAX:03-3916-7460

診療スケジュール

診療時間 月・水・金 火・木・土
午前
午後

休診日:日曜日
診療科目:人工透析内科

患者さんお問い合わせ電話番号

03-3916-7211