管理栄養士

(1)何よりも大事なことは患者様との信頼関係

患者様への栄養指導を行っているのが管理栄養士。お仕事で大事にしていることや職場の印象について。

-こんにちは。よろしくお願いします。

(管理栄養士)
こんにちは。よろしくお願いします。

-これまで、どのような施設で働いていましたか。

(管理栄養士)
以前は、総合病院に勤務していました。この4年程は特定健診・特定保健指導に携わっていました。
今年の6月から"さいたま ほのかクリニック"にお世話になっています。

-特定健診・特定保健指導というと生活習慣病等に関わることですか。

(管理栄養士)
そうですね。 一般的には「メタボ健診」と呼ばれることが多く、そのほうが分かりやすいかもしれませんね。主に、対象となる方の内臓脂肪を減らす為、生活習慣病対策のお手伝いをするお仕事でした。

-透析施設で働くのは初めてですか。

(管理栄養士)
透析専門施設でのお仕事は初めてです。入院患者様がおられないことで、最初は戸惑う事もありました。しかし、患者様と少しずつお話をさせて頂くことで、その戸惑いも自然と解消されていったように思います。
勤務先は変わりましたが、皆様にお食事や栄養について、少しでも興味を持って頂けるよう、サポートするということは、以前も現在も同じだと思います。
また患者様は、健康についての情報や、お体に良いといわれている情報には、とても敏感に興味をお持ちです。今後もお役に立てるよう、情報提供を続けていければと考えています。

-仕事で大事にしていることは何ですか。

(管理栄養士)
患者様との信頼関係を無理なく作っていくことでしょうか。
それから、スタッフとの信頼関係も大切にしていきたいですね。

-信頼関係。

(管理栄養士)
言葉にすることは簡単ですね。自分自身でも一番難しい事だと思います。多くの医療スタッフの方々もそうですが、栄養指導もやはり、プライベートな部分をお伺いする事があります。信頼して、安心してお話して頂く努力は必要なのではないかと感じています。
クリニックに入職し、間もなくの事でした。何人かの患者様に声をかけていただいたことは、とても嬉しい出来事でした。少しずつ親しみを持って頂けたら、とてもありがたいです。

-具体的にはどのような関係が良いとお考えですか。

(管理栄養士)
気持ちの垣根がなくお話しできればと思っています。
それから、ご自宅や外食時に「栄養士がこんなこと言っていたな」と思い出して、頂けるような人材になりたいですね。

-少しずつ積み重ねていくことが大事なのでしょうね。

(管理栄養士)
大切だと思います。例えば、食事のことだけではなく、サプリメント等についても「これ、どうなのだろう?」と疑問に思われたら、「今度の透析治療の時に聞いてみようかな」と気軽にご相談いただける存在になりたいです。

(2)患者様との会話に、解決のためのヒントがたくさんある

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