尾﨑孝則

(1)チームとして成り立たなければ、いい医療は提供出来ない

臨床工学技士として20年のキャリアを持つ尾﨑孝則さんに、透析機器の進歩、お仕事のやりがいについてうかがいました。

-こんにちは。よろしくお願いします。

(尾﨑さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

-ほのかクリニックさんで働いて何年ですか。

(尾﨑さん)
平成25年の7月ですから、1年くらいです。
以前は、ここと同じ偕行会グループの駒込共立クリニック(東京都文京区)で6年ほど働いていました。
他医療法人でも働いた経験もあわせると20年程になります。

-20年前というと、透析機器も今とは随分と違うものなのでしょうね。

(尾﨑さん)
原理的なものは同じですが、アナログの機械が液晶のタッチパネルになって見た目が大きく変わっただけでなく、機械の頭脳が良くなって性能が飛躍的に上がり、さらに正確性も向上しました。
その分、複雑になって、コンピュータが制御する部分も多く、メンテナンスも大変だと思います。

-正確性というのは患者様の視点ではどのような利点があるのでしょうか。

(尾﨑さん)
毒素を抜く事と除水の正確性という2つの事があります。
とくに除水はとても正確になりました。以前は、透析治療が終わっても十分に除水できていなかったという事もありましたが、今ではほとんど誤差なく引けますね。
ただし、メーカーの違いでクセもあるので、勉強しなければならない事がたくさんあります。

-患者様のお身体の状態と、機械というテクニカルな部分を合わせていくのは大変なお仕事だと思います。

(尾﨑さん)
そこをどう合わせるかが技士としての醍醐味だと思いますね。
患者様の症状に合わせて透析機器をどう設定していけば良いのか?を考える事は、本当に科学の世界です。
看護師さんとも十分に話し合って、患者様の体調を聞きながら、技士から「そういう症状があるのなら、こういうデータを良くしていくのはどうだろうか?」と提案していきます。

-医師だけでも技士だけでも看護師だけでも出来ない。

(尾﨑さん)
はい。だからこそ「チーム」が重要ですね。
チームとして、医師、看護師、技士、検査、管理栄養士も含めて、クリニック全体がチームとして成り立たなければ、いい医療は提供出来ないと思います。

-そして、結果的に患者様の体調が良くなる。

(尾﨑さん)
患者様から「楽になったよ」とのお言葉を頂くことが一番嬉しいですね。
チームで取り組むことで、1+1が2になるだけでなく、3にも4にもなります。
患者様が喜んでくださるだけでなく、私たちにとっての喜びにもなります。

(2)スタッフが同じ方向を向いていれば、患者様にとって良い透析医療を提供出来る

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