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臨床工学技士・岩浪輝行さん

(1)知識も意欲もある若い優秀なスタッフと共に

40年もの長きにわたって透析治療に携わっている臨床工学技士の岩浪輝行さんに、臨床工学技士の仕事の変化や若いスタッフの皆さんについてお話しをして頂きました。


-こんにちは。よろしくお願いします。

(岩浪さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

-臨床工学技士になられて何年になりますか。

(岩浪さん)
透析治療の仕事に携わって40年になります。
臨床工学技士は1988年に制定されたものですので、技士としては30年近くになります。
ほのかクリニックで働き始めてからは6年目です。

-40年ですか!40年前は今とは全く違う環境だったのでしょうね。

(岩浪さん)
現在のようにコンピュータで制御された機器は無く、四角いボックスの中に流量計、ヒーター、エア抜き程度しか付いてない簡単な装置でした。
ダイアライザーも現在のようなフォロファイバー型ではなく、コルク型といって膜を巻いたものが主流で、膜の性能が良くなかったので、血液側に圧力をかけないと濾過できないような状況でした。
透析機器は、昔では考えられない程の進化を遂げています。

-透析機器の進化が、臨床工学技士さんのお仕事や役割を変えてきた部分があると思いますが。

(岩浪さん)
それは、ありますね。
機器の精度が飛躍的に上がって、現在のような高度な透析治療が実現されています。
ですから、高度な機器を安全に稼働させるためのメンテナンスがとても重要になっています。
そして、透析機器の高い性能を活かして、患者様それぞれに最適な透析治療を提供するためにも、患者様のお身体の状態を正確に把握することが重要になっています。

-メンテナンスが重要とのことですが、機械的な不具合が起こる前に対処したり、超キレイな水の状態を管理する等、「目に見えにくいもの」をメンテナンスするのは大変だと思います。

(岩浪さん)
不具合になりそうな状態をいち早く把握するために、さまざまな工夫をしています。
たとえば、機器には様々なセンサーが付いていて、圧力等がある数値を超えると警報が鳴る仕掛けになっています。ほのかクリニックでは、警報が鳴る数値をメーカー基準値よりもかなり厳しく設定して早めに警報を鳴らすことで、不具合が起こりそうな状況を早期の段階で把握しています。そして、警報が鳴った後はメーカー基準値で運用して、透析治療が終了した段階で部品を修理・交換しています。
また、機器の素材の変化もあります。ネジ部分等で金属から強化プラスチックに変わっている場合がありますが、どうしても緩む傾向があるので、緩みや劣化を定期的にチェックすることで安全性を高めることができます。

-透析室の様子を拝見すると、どの患者様も同じように治療されているように見えます。

(岩浪さん)
透析治療の基本的な部分は同じです。
しかし、透析条件の設定を変えたり、ダイアライザーを変えたり、オンラインHDFをしたりと、検査データと患者様のご様子をみながら、患者様それぞれに最適な透析治療が行われています。

-機器の進歩だけでなく、専門家の皆さんのきめ細かい仕事が高度な透析治療を実現しているのですね。若いスタッフさんとお仕事をしていて、優れていると感じるのは、どのような点ですか。

(岩浪さん)
正直言って、自分達の若い頃よりもずっと優れていますよ(笑)
まず、学校でしっかりと学んできていますので、知識をしっかり持っています。
ただし、職場それぞれに仕事のやり方や流れというものはありますので、そこは頑張ってもらって、自分の中で組み立てていってもらうしかないです。

-スキルを上げていくための、知識というしっかりとした土壌を持っているということでしょうか。

(岩浪さん)
持っています。
若いスタッフは意欲もありますし、ほのかクリニックで更に学んでいくことができます。
そういった意味でも、若い人にとって恵まれた職場環境だと思います。

-良い人材が育つ職場なので、質の高い透析医療を継続していくことが出来るのでしょうね。今日はありがとうございました。

(岩浪さん)
ありがとうございました。

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