堀川院長

(1)地域へ根ざす「患者様に安全で満足度の高い医療提供」と「地域医療へ貢献」を目指す

いつも笑顔で、明るくて、お話し上手の堀川院長。 クリニックのこと、ご自身の透析医療への想いなどをお話しいただきました。

-こんにちは。よろしくお願いします。

(堀川院長)
こんにちは。こちらこそ、よろしくお願いします。

-先日の開設記念式典では「高度な医療設備を備え、安全で快適な治療環境を提供していく」というお話しがありました。

(堀川院長)
透析治療では、なによりも安全であることが大切です。
そして、透析医療は”技術革新”が日々おきている医療分野のひとつです。 患者様へより良い治療を提供するために、適切な設備投資が不可欠です。

-いくつか事例を教えていただけますか。

(堀川院長)
そうですね。「小さなこだわり」をご紹介させてください。
透析治療では、ダイアライザーという重要なものがあります。この中にある1本1本の糸を束ねるために接着剤が使われています。もちろん、この接着剤は厚生労働省で認可された通った安全なものです。
しかし、患者様のことを考えると、この接着剤は気になるものです。

-なぜ、気になるのですか。

(堀川院長)
ほんの少しでも異物が身体の中に入ると、不快を訴える方がいらっしゃるからです。
そのために、私たちは、あらゆるものを想定して、異物を取り除きたいのです。
ダイアライザーも例外ではなく、十分な洗浄をしなくてはなりません。
少し前までは、約1リットルの生理食塩水で洗っていました。これで”より清潔”になります。しかし「1リットルの水で流しきれるのか・・・」というのもあり、できればもっと大量の水でキレイにしたいのです。
それが、当クリニックにあるような最先端のコンソール(機器)を使うと、約3リットルの水で洗うことができます。

-技術革新が、患者様に大きなメリットを提供するのですね。

(堀川院長)
私たちが自主的に取り組んできたこともあります。
「極限に清浄化された透析液を用いることで、治療中の血液低下やかゆみをおさえ、身体にやさしく、合併症を予防する」ことが、よく知られています。
そこで、当クリニックが属する偕行会グループでは、以前より「より良い水質の透析液で治療をしよう!」ということで取り組んできました。この透析液を「超ウルトラピュア」と呼んでいます。
しかし「超ウルトラピュア」な水を使ったからといって、国がお金を補助してくれるわけではありませんでした。クリニックの自助努力で提供するしかないものだったのです。それが、2010年4月の医療費の改定で「水質加算」として、医療費が上がりました。

-自主的に取り組んでこられたわけですね。素晴らしいですね。

(堀川院長)
ありがとうございます。
しかし・・・ある意味、こういう取り組みは、当たり前にならなくてはいけないことだと思います。
幸いにも、このような取組をしている透析医療施設は、少なくないのです。
ひとりでも多くの患者様が、高度な透析医療を受けられることは素晴らしいことです。
透析医療に関わるひとりとして、私もとても嬉しいことです。

-患者様に、安全で快適な治療環境を提供するというのは、各クリニックの努力が大切なのですね。

(堀川院長)
実は、クリニックだけでできることではないんです。
大切なことは、地域の医療関係者の皆様と、当クリニックが連携していくことです。

-それは何故でしょうか。

(堀川院長)
「地域に根ざした医療」を実現するために、医者の仕事は2つあると思っています。
1つは「当クリニックにおみえになる患者様を幸せにする」ことです。
もう1つは「この地域の透析医療全体が、さらに良くなるように貢献する」ことだと思っています。

-患者様との関わりだけではないのですね。

(堀川院長)
この地域で、素晴らしい医療に取り組んでいる先生がたくさんいらっしゃいます。
ですから、私は、地域の医療関係の方とできるだけお話しさせていただき、この地域の医療の仲間に入れてくださいとお話ししています。
それが「地域に根ざす」ということだと思っています。

-なるほど。

(堀川院長)
「地域に根ざす」ためにも、当クリニックの医療は「高度なことを自慢するのではなく、当たり前のこととして取り組み、結果を出す」ことが大切です。もちろん、健全な競争はあるでしょう。競争がなければ発展しません。
患者様とも、医療関係者の皆様とも、連携し、共に発展していくようになりたいと思っています。

>>>(2)医療は機械でなく人間が行うもの。「心の通う医療」を提供する

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